プチグレン

Citrus aurantium ssp. amara
ミカン科、葉、水蒸気蒸留
イタリア、パラグアイ

初めて聞いたとき、名前の印象から小さい粒…何かの種?って思った

オレンジ・ビターの葉の精油だった。。。
由来は諸説あるようで割愛

愛着も何もなかったけど、インストラクターになるにあたっての口述試験のテーマとしてお知らせを受けてから必死になって文献を漁ったのを憶えています。
そして知るにつれて“この精油すごーい、使える~”となり、今ではスタメン入りしてます

写真はミカンね。同じミカン科

柑橘類の精油はどうしても果皮からのものの印象が強いけど、ネロリという同じオレンジ・ビターの花部から採られた精油もあるし、プチグレンのように葉から採られるものもある。ミカン科、大活躍ですね。

こちらは花。ネロリの材料。いい香り♪

主要有効成分
エステル類:
 酢酸リナリル 45-55%
 アントラニル酸ジメチル 微量
モノテルペンアルコール類:
 リナロール 20-30%
 α-テルピネオール 4-10%

成分的には上記にモノテルペン炭化水素類の成分が10-20%程度入っていて、成分表はそんなに複雑じゃない。
特筆すべきは微量含まれるアントラニル酸ジメチル
これはプチグレン、マンダリンくらいにしか入っていない成分
後で触れます。

特性
(神経性の)鎮痙攣作用 ++++
神経バランス回復作用 +++
抗アドレナリン作用 +++
リラックス作用 +++
自律神経調整作用 +++
誘眠作用 +++
抗炎症作用 +++
鎮静作用 +++
抗うつ作用 +++
精神活性作用 +++
瘢痕形成作用 +++
皮膚組織再生作用 +++
抗菌・抗感染症作用 ++
健胃作用 ++

エステル類とモノテルペンアルコール類の特性がしっかり出ていますね~

そして“アントラニル酸ジメチル”の効果!
アントラニル酸ジメチルは「セロトニン性合成に関係の強い抗不安作用」を固有作用として持っています。微量だとしてもこの作用は強く現れます

セロトニンとはハッピーホルモン、幸せホルモンなんて言われたりもする脳内伝達物質のひとつです。
私たちの体温調節や睡眠などの生理機能に関わっていたり、ドーパミンやノルアドレナリンといった感情の情報をコントロールし、神経を安定させてくれる働きを持っています。
実際に“セロトニンの量を増やす”と謳った抗うつ剤が使用されているほど、このセロトニンというものは非常に強い抗不安作用を持っています。

上記の特性とアントラニル酸ジメチル、このプチグレン精油は心身のリラクゼーション目的に使うにはとっても強い味方なんです。
香りの印象も、単体で良い香り~って訳ではない(あくまで私の印象)けど、他の香りを邪魔しないタイプなので、いろいろブレンドしやすい♪

とかく人間は気付かないうちにストレスを感じ、それが体調に現れるものです。
この精油の適用例に下記のものがあります

主要適用例
自律神経失調症、化膿性ニキビ、痙攣性の咳、神経が原因の筋肉痙攣、発汗過多、興奮・動揺、不眠症、精神的疲労、頻拍、不整脈、期外収縮、胃痛、胃酸過多、月経困難症、湿疹・・・

上記、原因は神経性の疲労、ストレスなんですよね。
ストレスが緩和されれば上記の身体に現れる不調も改善されていくはず。(他の病気が原因で同じような症状が出ている場合は違うでしょうが)

なにはともあれストレスは現代社会を生きていく上で絶対になくならないもの、うまく付き合っていかなくてはならないものなので、そのコントロール力がカギを握ります。
気付かずに忍び寄るストレスは、自分でも気づかずに対処できるよう、精油を上手く使っていくのも一つの手ではないかな。

ちなみに・・・
オレンジ・ビターではないけれど同じミカン科ミカン属のコブミカンの葉、バイマクルーという食材があります。

これ、バイマクルー。コブミカンの葉

原産はタイやマレーシア
ハーブとして使われていて、トムヤムクンのあの爽やかな香りを出しているのがこのバイマクルーだそう。知らなかった~
詳しい成分は調べてないからアントラニル酸ジメチルが入っているかは不明だけど、同じミカン科ミカン属だし、こうやって食で取り入れるのは良いことよね♪
実際にコブミカンの果実はインドネシアでは“薬のミカン”という意味の名前で呼ばれていて果皮から採られる精油には強力な殺虫効果があるそうです。
そして葉には変異原物質に対して強い抗変異原性を示すことが分かっていて発がんリスクを低減させることができると考えられているそうです。興味深い。

山椒もミカン科なんですよ

まぁ、なんにしても堅苦しく考えずに、これは良い香りでさらに自分の美容と健康に良いんだ♪と思って取り入れて無駄なことは考えないのが一番!
良い香りを嗅いで美味しいと感じるものを食べて、良く寝る。
特に生活の自粛が強いられている今、知らず知らずのうちにストレスを抱え、運動不足で心と体が病んでいる方が多いです。
いま、美味しい柑橘類がスーパーにたくさん出ているので助けてもらいましょ♪

山椒の実をよく見るとブツブツしてミニミカンみたいですよね

あ、ちなみにピリリと良い香りの山椒もミカン科ですよ
美味しい食事も大切ですが、食べすぎは良くありません。特に脂っぽい食事の際には胃もたれや消化不良に良いとされる山椒を香辛料として使うのも、デザートにオレンジを食べて消化・蠕動運動促進を期待するのも良いですね。

アロマの化学の基礎

アロマテラピー・精油っていうのは、なんだかお部屋に良い香りわさせて
ゆるふわなイメージがあったりしますが、実はガチで有機化学です
ひとつの学問だと思っています

現代西洋医学で処方されるお薬の元になった成分ともいえるので、それはもう薬と一緒ですよね。ゆるふわだけで使うと危ないことにもなりえますのでご注意

もちろん、普通の方がアロマテラピーの化学なんて考える必要なんてなくて、専門の方がしっかり学んで正しい内容・使い方を伝えていけばよいのですが、イマイチ基礎を忘れてしまっていらっしゃる方、これからアロマを知りたいけど基礎がよくわからない方、そして何より私自身が初心を忘れないため、個人的辞書を作るかの如く基本的な必要情報を記しておこうと思い、しばらくは不定期でアロマの化学と各種芳香性分類について書いていこうと思っています。

そもそも香りとは

私たちが香りを感知するためにはいくつかの条件が必要です

条件を満たさないと私たちは香りを感知できません

揮発性があること
 空気と共に嗅覚細胞に達する必要があるため
・水と油分にある程度溶けること
 嗅細胞の粘膜や脂質膜を通過するため
官能基不飽和結合があること
 これは化学式で見ていきますが、香りの原因となります

香りの理解に化学が必要なわけ

精油を使う場合、それぞれの特性や禁忌事項を理解する必要があります。特徴を化学的に理解できれば酸化スピードの予測やクラフト作成時などに応用できます。これは皮膚への浸透性・吸収率、香りの経時変化などを予測するのにも必要な知識です。

アロマテラピーは有機化学

有機化学とは
簡単に言えば“炭素”を含む化合物を有機化合物と呼び、それを研究対象とするのが有機化学です

精油成分のほとんどは水素・炭素・酸素で構成されています
私たちの身体もそうです
精油に限らず衣食住、身の回りの物は有機化学の発展により支えられているものがたくさんあります

芳香性分子とは

精油の芳香性分子は、主に炭素・水素・酸素の原子が結合した分子です
原子とは、物質を構成する最小単位、もうこれ以上小さく分解できなくなった状態のものです

懐かしの表ですね

そして原子には重さがありそれを“原子量”といいます
ちなみに原子は結合手というのを持っています。この数も原子量と変わらず決まった数字なので忘れずに覚えておかないと、芳香性分子の特性が正確に理解できなくなります
これは基礎の基礎で、とっても大事な事なんです

H/水素/原子量1/結合手1
C/炭素/原子量12/結合手4
O/酸素/原子量16/結合手2

まずは水素・炭素・酸素の原子量、手の数
これをしっかり覚えていれば基礎は理解できる、応用もできる!

分子式、構造式

例えば水
水分子の分子式は H₂O
構造式は H-O-H
分子量は (1×2)+16₌18 です
基礎さえ分かっていれば分子量まで正確に導き出せます
これが分かれば皮膚への浸透やブレンド時の香りの変化などが予測できますね(分子量が小さいほど揮発性が高く、重いほど低い。また小さいほど皮膚への吸収もしやすくなります)

結合

分子は原子と原子が“結合”したものです
原子同士が何本ずつ手を繋いでいるかによって性質が変わります

単結合
原子同士が1本ずつ手を繋いでいる状態
単結合は状態が安定していて“飽和”の状態です
化学的に“不活性”とも言い、この状態から変化していかないと考えているとつかみやすいかもしれません

二重結合
原子同士が2本の手を繋いでいる状態
不安定な結合状態で“不飽和”
化学的には“活性”で反応性が高い(他の物質と結合し変化(代謝)できる状態)

もちろんさらに三重結合などもありますが、基本的考え方としてここまでを理解しておけばその先の応用はできていくかなって思ってます

この先は各種芳香性分類のひとつずつにフォーカスしていこうと思っています。
知識は同じ物資でも自分の生活を豊かにしてくれる、多方面から考えて最善の道を考えるのに役立ちます。
良い歳だからって楽するのではなく、ずっと学び続けないですね

オレガノ

Origanum compactum
シソ科、花と茎葉、水蒸気蒸留法
モロッコ

新型コロナウイルスが猛威を振るう中、活用していきたい精油のひとつ

ハーブとして有名で、知らず知らずのうちに口にしている方も多いと思う
抗寄生虫作用、抗菌・抗ウイルス・抗真菌作用などが強くヨーロッパでは特に肉料理の時には欠かせないハーブとなっている

肉料理、特に煮込み系にはほぼ入っていると言っても過言ではないかも

私はイタリアで各地を巡った時、特に北の方は結構肉食なのでオレガノに触れる機会は多かった。

大体こんな乾燥した形で売られているのが一般的
あとは自宅の庭やプランターで育てられてた

市場でもスーパーマーケットでも売られていてかなり身近なハーブでみんな使いこなしていたし、その役割もみんな理解して使っていた

ラグーを作るときは必ず入れる
簡単なのに店っぽい味になって褒めてもらえるの

さて、このオレガノ、シソ科で可愛らしい花を咲かせます
葉や花を見るとシソ科だなっていうのがよくわかります。

主要有効成分
フェノール類:
 カルバクロール 20-50%
 チモール    15-25%
モノテルペン炭化水素類:
 γ-テルピネン  10-30%
 p-サイメン   10-25%

まずフェノール類だけで約50%前後を占めるので強い抗寄生虫作用が期待できます。同じく抗菌・抗ウイルス・抗真菌作用、強壮・刺激作用、免疫刺激作用など。

昔は今ほど生鮮食品も鮮度が良くなかったり寄生虫がいたり…今よりお腹を崩すリスクが大きかった中、肉食文化のヨーロッパの中でオレガノが食事の中で定着したハーブの理由がよく分かりますね。

精油の特性
抗感染作用+++++
抗菌作用++++
刺激作用+++
(↑↓身体・精神・性的全てにおいて)
強壮作用+++
免疫刺激作用+++
抗寄生虫作用(内部)+++
抗ウイルス作用+++
抗真菌作用+++
抗菌作用+++
殺菌作用+++

見事に感染症対策としては欲しい特性が並んでますね

フェノール類でも十分強い抗菌・抗ウイルス・抗真菌作用を持っていますが、もう一つの主要成分のモノテルペン炭化水素類にも抗ウイルス作用・抗菌作用がありますので各種感染症の予防にはうってつけですね

主要適用例
感染症の鼻の疾患++++
アレルギー性の鼻の疾患++++
気管支炎++++
流行性感冒++++
副鼻腔炎++++
感染症下痢++++
尿肝炎++++
膀胱炎+++
細菌性・ウイルス性症候群+++
神経性極度疲労+++
ニキビ+++
真菌症+++
など・・・

香りの印象は良くスパイシーでハーバル系なんて言われますが、私は特段スパイシーとは感じず、“薬品”って感じの印象。でもそこまで強い香りではないので他の好きな精油とブレンドすれば意外と日常使いできると思います

実際、新型コロナウイルスという見えない恐怖に晒されている今、オレガノとクローブ、ティートゥリー、ラベンダー・アングスティフォリアをブレンドしたオイルをマスクに付けてウイルス対策をしています。
花粉症で鼻の通りが悪い方はブレンドを変えてベースはオレガノとクローブのまま、ユーカリ・グロブルスやラヴィンツァラを加えるのも良いと思います。

精油はウイルスのエンベロープに作用し無能化する効果があると認められています

あとは、精油でなくとも、ハーブウォーターでもしっかり効果が認められています。(精油とは違い親水性の芳香分子が溶け込んでいるので認められている特性などは精油と違います)

ハーブウォーターはお肌に近いpHで低刺激、原液で使えます

特に女性、ストレスなどでデリケートゾーンが荒れてしまったり、痒くなったり…そういった時はオイルでは刺激が強すぎる場合があるのでウォーターを使ってケアするのもとっても効果的です。
ニキビ症の方もお風呂上りにクローブウォーターをまずお顔にかけてからいつものスキンケアをしていただくと抗菌作用でニキビケアにもなります(ニキビの原因にもよりますので、できれば皮膚科で早めに診てもらってくださいね)

また、精油が手元にない方も、ブレンドするのが面倒な方も、オレガノは食べられるハーブでもあるので、精油でなくてもお料理に入れることで体に取り入れられます。

基本的にどんなハーブも体に良い物ばかり。いろいろ取り入れてくださいね

直接体の中に取り入れることによってお腹の中から免疫向上!
お腹の調子が良ければ各種感染症にもかかりにくいんですよ
後は精油を植物油とブレンドした錠剤も売られています。感染症対策に定期的に服用されている方もいらっしゃり、こちらも便利(薬ではなくサプリメントなので健康補助食品として摂取できます)

それぞれのライフスタイルに合った方法で是非とりいれてみてくださいね

【アロマ講座】体質診断から導き出す“今の自分に必要な香り”

どんな講座なの?

生まれ持っての身体の性質(遺伝やいつ何処で生まれたか)と今まで生きてきた中で形成された性格(考え方や動き方)、今の心身の状態を診断し、今あなたに必要な成分を導き出し生活に役立てていく講座です
合うアロマ以外にも取り入れた方がいい食材なども指導いたします

①四体液理論
古代インドのアーユルヴェーダから発祥しギリシャを経由して19世紀頃
まで西洋で広く支持された四体液説 (多血質、粘液質、胆汁質、憂鬱質)
の4種類を人間の基本体液とする体液病理説( humoral pathology)
そこから発展したシュタイナー教育で現在でも使われる気質4分類も使っていきます

人を火・水・風・土の 4大元素になぞらえて分類

②医療星占術
中世ヨーロッパで四体液説と結び付けられ支持された医療星占術(出生時の星の位置がその人の体液の偏りや気質を決定すると考えられ、体調の診断・治療に一般的に利用されてきた)
→これを発展させたエレメントマトリックス理論を使っていきます

12星座を4体質理論に落とし込んで分類

③芳香療法
植物の持つ芳香成分を心身の不調の緩和に利用するアロマテラピー
一般的に日本ではリラクゼーションのイメージが強いですが、ヨーロッパでは医療として確立されています
(日本でも近年では臨床データも多く、効果が立証されてきています)

上の理論で分けられた体質と現状の問診で体質改善・QOL向上に役立つ芳香性分子を探る

主に上の3つを合わせ
まずは生まれ持った体質・気質を診断
そして現状、メンタル・フィジカルの状態を問診
そこから導き出した今のご自身が求める香りを導き出し、ご自身の生活スタイルの中で使いやすい形(ルームフレグランス、ボディケアオイル、バスオイル、香水など…)にクラフト作成をし生活に取り入れていただきます

こんなことも!

診断には今現在の体調の問診と、生年月日から導き出す生まれ持っての性質があります。ご本人様だけでなく、気になる人(仲良くなりたい人、どうしても相性が悪くて避けたい・対処に困る人、反抗期で対応に困っているご家族など)の生年月日も分かれば、その方の気質も割り出しより具体的な関係性向上のための対処法をアドバイスをさせていただけますよ

相手の気質や思考・行動の方向性が分かれば先手を打った対処ができる

体調はメンタルに大きく左右されます
メンタルは“香り”である程度コントロールすることができます(自分も他人も)
(もちろんメンタルだけでなく、体調も香りで変わります)

↓こんな方は一度ご自身の本来の気質・体質と今現在の状況にギャップがあり
歪みが出ているせいで体調に影響しているのかもしれませんね↓

・説明がつかないけど体調がすぐれない、パッとしない
・イライラや不調原因は分かっていても物理的に自分で状況が変えられない
・眠れない
・太った
・職場で嫌な人がいるけど付き合っていかないといけない
・体質を変えたい・・・

エレメントマトリックス、アロマ…代替療法といわれる分野でいわゆる日本で一般的な現代西洋医学ではありません。
でも現代西洋医学の白い薬に頼らずに、副作用なしで体の根本から心身ともに変わっていく実感がありますよ。

ご自身の体質が分かるだけでもこの先の生活で気を付けるべき点が見えてきます。一度体験してみてください

講座費用

1時間/2,000円(クラフト作成希望の場合、別途材料費1,000円)
2時間/2,500円(クラフト作成希望の場合、別途材料費1,000円)
※体質診断と説明がありますので2時間をおすすめします
※個人でも複数人でも可
※10名以上の場合は割引いたします、事前にご連絡ください

ご質問・受講希望のご連絡はお気軽にメールください

今年の3.11を終えて思ったこと

今年も3月11日が無事に過ぎていきました

まだまだ復旧もできていない場所がある中、時が過ぎて
別の災害もたくさんあり忘れていってしまうのが現状です。

東京に暮らし、独り身なので大変な面もあるけど“普通”な生活が送れて
忙しなく動く中で過去の災害、当事者となっていない災害の記憶が薄れてしまうのはきっと私だけではないでしょう

当時私は都内の某百貨店内に勤務していて、地震直後に職場のPCで情報を集め、刻々と明らかになる状況がすぐに信じられず何か作り話を見ているような感覚でした。

帰宅できない同僚がいる中、幸いにも電車で10分かからない所に住んでいた私は歩いて1時間ほどで帰宅することができました。
幸運にも当時は新築のマンションに住んでいたため部屋の中にもダメージはなく、自力でガスを復旧するだけで済みました

しかし困ったのはその後

家の中を最低限の物だけで過ごしたいタイプの私は“備蓄”があまり好きではない。
必ず使うと分かっていて、でも手に入りずらい物(お気に入りの洗濯洗剤がドラッグストアで売っていなくてネットで買うのに毎回送料を払うのが嫌で、そういうものはまとめて買っておいたりしている)以外は買い溜めしたものが無く、さらに自炊をするのだが必要なものを必要な分だけ毎回仕事帰りにスーパーで買ってくる生活だったので冷蔵庫の中も空っぽ…

徒歩での帰り道、外から覗いたコンビニの中はどの棚も空っぽだったので諦めて家路についたけど、なんだかそわそわして、今後の事も考えていると空腹感も感じず変な緊張のまま翌朝を迎えたのを憶えている。

あの東日本大震災から数年経った今年、新型ウイルスでまたスーパー、ドラッグストアの棚は空っぽになっている。

まず マスク。
この時期、ウイルスとは関係なく花粉症でマスクがないと困る方もいるでしょう。
周りを見る限り、ほとんどの方が正しいマスクの装着の仕方をしていません。それなのにマスクをしてウイルス対策をしているつもりになっているのは何ら意味のないことのように感じます。
マスクをするならせめて正しく付けてほしい、そうすればマスクが入手できなくて装着できない方(ってゆうか私?)も少しは納得すると思う

そして トイレットペーパー
先に書いたように備蓄をしない私。
震災をいくつも見てきて、以前よりかは多少の備蓄もするようになったとはいえ一人暮らしの身でトイレットペーパーはラスト2~3個になったら買いに行くってのが普通の流れではないでしょうか

一時の焦りで、すぐまたお店に並びだす…なんて思って待っていたら(政府も生産は間に合ってるって言ったし)変わらずドラッグストアの棚は空のまま、わが家のトイレットペーパーがラスト1個になりました

焦りますよね

たまたま午前に予定のない日に駅前を歩いていたら店頭補充のタイミングだったので運良く購入できました!
助かった~♪

でも付随してティッシュペーパーやサニタリー用品の棚もごっそり空っぽ
この先どうしよう…

やはり人は先行きが不安になると焦ってしまうのは簡単には変えられないのかな。特に年齢が上がるにつれ、その感覚は強いのかも
“物”に頼った生活をしている現代では、その“物”が手に入らなくなるかもという不安により精神的に不安定になる人も多いと思う。

普段から物に頼らない感覚を身に着ける、どうすれば他の物で代用できるかなどを考えておくのも大切かな。(トイレットペーパー無いのは代用もなかなかないから困るけど)

私がオイル美容を勧める理由の一つに
“それだけでしのげる”から。というのがある。
美容好きな女性たちは沢山の種類の化粧品を毎日使い、持ち歩き、お直しも欠かさない。私は化粧直しなんて一度もしたことがないし、使う化粧品も最低限の数。失礼に当たらない限り人に合うときもノーメイク(小さい時からそばかすがあって見せたくないけど化粧をしない快適さの方が勝ってる)

そばかすは気になっても、素肌はキレイな方じゃないかと思ってる。
超乾燥肌で何もしないと頬の皮膚が割れて血が出るレベルだけど、オイル美容を始めてからは皮膚が割れていない。
それどころか基礎化粧品の数も減ったし、手間も減った。

最悪の場合、オイル一つで賄えるということからオイル美容スゴイ‼って思い、これは災害で皮膚のメンテナンスが十分にできない時に使えると感じたんです。皮膚に問題がない方も、毎日していた保湿などのメンテナンスができないだけで物凄いストレスを感じるはず、そんな状態で人に会いたくないはず。
アトピーなどで薬を常用している方も災害時に薬がなくなって困っても、オイルである程度はケアできる。
やっぱりオイル美容、広がっていくといいな。

今はコロナウイルスの影響でNPO活動も自粛になってしまい、本当はこんな時こそアロマとオイルで自己防衛する手段をレクチャーしたいのに、もどかしい日が続いてるけど、落ち着いて活動できるようになっらたちゃんとアロマとオイルの魅力が伝えられるようにしっかり勉強しようと改めて思いました。

新型ウィルス

年明けから騒がれている新型肺炎ウイルスがCOVID-19と名付けられましたね
日本でもジワジワと感染者・発症者が増える中、ワクチンが無い、対処法が分からない恐怖でマスクが品薄となり、私もどう予防してよいものか考えていました。

先日、末端冷え性の改善とウイルス対策でシナモン・カッシア精油をブレンドしたボディ・ハンドケアオイルは使っていますが、今回あらたにマスクに付けるマスク用ウイルス対策の精油をブレンドしました。

マスクに付着するウイルスに対して抗ウイルス作用のあるティートゥリーやクローブ、オレガノ、それから香りの調整にラベンダー・アングスティフォリアをオイルに50%濃度でブレンド

マスクに対する抗ウィルス作用だけでなく、精油を吸い込むので呼吸器にも作用して一石二鳥♡

私は抗ウイルス効果を優先したけど、この時期風邪や花粉症などで鼻詰まりの方はミント系の抗カタル作用のある精油をブレンドするのも良いですね

ところで、毎日いろんなマスク姿の方をお見掛けしますが、ほとんどの方が正しくマスクが付けられていません
これではマスクを買って付けている意味が半減

マスクの種類にもよりますが基本的に本体は耳にかけるゴムが接着されている面を外側にして装着します。
端を上からゴムで抑えることになるので密着度が増します

そしてワイヤー入りのマスクはしっかりワイヤーを折って装着し、顔の凹凸に合わせワイヤーの形を変えて密着させることがポイント

最後に顎もしっかりと覆い、装着時は無暗やたらとマスクを触らないことが大切です。

もちろん鼻が出ている、耳にだけかけてマスクを顎にしている、時々外して会話をしたりおやつを食べたりなど、もっての外!マスクの意味なし
一度外したマスクを付け直すのもN.G!

どうせ着用するなら効果的にしないとマスク代が無駄ですよ、もったいない

マスク用の精油ブレンドのほかに、マヌカハニーも買い足しました

私は喉が弱く、むかし溶結性連鎖球菌に感染したときに処方された抗生物質で菌が死にきらなかったらしく、保菌状態とのことで少しでも体力が落ちたり乾燥したりするとすぐに喉が腫れるんです。

喉が腫れるとそのあと熱が出て結局寝込んでしまうので、いかにのどの炎症を起こさせないかの予防が毎日快適に暮らすカギなんです

それもあって蜂蜜が大好き
体にも良いし太りにくい!喉にも良い、そして美味しい♡

その中でもここ数年ずっと人気のマヌカハニー
オーストラリアのフトモモ科の木の蜂蜜でマヌカハニーにしか含まれていない成分をもっています
それが Unique Manuka Facter
マヌカハニーが持つ殺菌力をフェノール溶液濃度と比較し同じ効果を表す濃度を数値で表したものがUMF
(近年では誤差の大きい測定方法とも言われているようです)

ただ私は今回UMFではなくMGO514+という表示のものを購入しました
ややこしいですね。何この違い、統一してよ。。。

MGOとはメチルグリオキサール(Methyl Gly Oxal) の頭文字をとったもの
マヌカハニーの抗菌作用を表す数値の一番ポピュラーなものです
マヌカハニー1㎏に対して何㎎のメチルグリオキサールが入っているかが表記してあります。
ということは、私が買ったのは1㎏あたり514㎎のメチルグリオキサールが入っているということ。

MGO514+はUMFで表示するとUMF15+相当
十分な抗菌活性が認められるレベル。毎日の摂取で風邪やウイルス対策にも使えます
当然数値が低いと殺菌作用が低いので数値が低いほど対策というよりも栄養補給や健康維持のための利用といった感じになります。

しかし何よりの健康対策は規則正しい生活と栄養・睡眠を十分にとりできるだけストレスを溜めないこと。薬や何かのスーパーフードに頼らない生活が大切ですよ

ティートゥリー

Malaleuca alternifolia
フトモモ科、葉、水蒸気蒸留
オーストラリア、ザンビア、南アフリカ共和国

今年は新型コロナウィルスの流行で心配をされている方も多いですね
私も人と会う事が多いですし電車にも乗るので毎日不特定多数の人と接触する日々です。新型ウィルスでなくてもこの時期インフルエンザや溶連菌など注意が必要です

精油の中で感染症予防といえば多くの方がティートゥリーを思い浮かべると思います。
アロマテラピーをする方ではどれか1本だけ精油を選ぶならラベンダー・アングスティフォリアかティートゥリーが断トツの人気だそうです。

実は私はあまり好きな香りではないと感じていましたがその効能ゆえ使い続けていたら慣れたのかだんだん好きになってきました

主要有効成分
モノテルペン炭化水素類
 γ-テルピネン 15-25%
 α-テルピネン 5-15%
モノテルペンアルコール類
 テルピネン-4-オール 34-45%

抗菌作用、抗ウィルス作用を持つモノテルペンアルコール類、モノテルペン炭化水素類、酸化物類が含まれているので全体的に広範囲の感染症に効果が期待できますね。またモノテルペンアルコール類などの強壮作用により免疫向上に効果が期待できるそう。
テルピネン-4-オールには精神面で副交感神経の強壮効果があるといわれているので風邪などの症状が出てしまった後でも回復のために使用するのも良いと思います。

精油の特性・適用
抗菌・殺菌作用/細菌・大腸菌・連鎖球菌・プロテウス菌属・カンジダ菌・ブドウ球菌など
抗ウィルス作用・抗真菌作用・抗寄生虫作用・免疫調整作用・神経強壮作用・衰弱(無力症)回復作用・放射線からの皮膚保護作用・皮膚の抗炎症作用など

冬など感染症対策に使う事も多いですが、私は急に皮膚にデキモノが出来てしまったときや虫刺されの時、またプールや温泉に行った後の自宅での入浴の際に入浴剤として使ったりしています。

女性に多い膀胱炎の際も座浴に使ったりするのもオススメらしいです。
禁忌事項のない精油で部分的・少量であれば原液使用も可能ですので安心して使える精油の一種でお湯に1滴たらして毎日うがいをするのも感染症予防に効果的ですね。
安全な部類ですが注意事項として3歳未満の乳幼児や敏感肌の方は10%以下に希釈して使用することが望ましいとされていますので、該当の方はご注意ください。

香りはフトモモ科だけあってユーカリに似たフレッシュな感じでその中に少しスパイシーさもあります。最初は薬臭い印象でしたが慣れると爽やかに感じるようになりました。
トップノートで癖がないのでルームフレグランスや化粧品に使うのもよさそうですね。私はトイレの消臭剤代わりに季節毎に他の精油とブレンドして使っています。

賢く使ってこの冬を健康に乗り越えたいですね♪